私は先日、長年住んだ家を引っ越すことになり、大量の不用品処分に直面しました。不用品回収業者に依頼することにしたのですが、料金体系が複雑で、どの業者に頼めばいいか悩みました。そこで、私が実際に経験したことを元に、不用品回収の料金トラブルを避けるための注意点を皆さんにお伝えしたいと思います。 まず、私が最初に直面したのが、業者によって料金体系が大きく異なるということでした。「基本料金無料」と謳っていても、品目ごとの料金が非常に高かったり、搬出作業費が別途発生したりするケースがありました。特に、大型家具や家電は、リサイクル料金や運搬費用がかさむため、見積もり段階でしっかりと確認しておくことが重要です。 私が実際に依頼した業者では、事前に電話で不用品の種類と量、搬出経路などを伝え、見積もりを出してもらいました。その際、「追加料金が発生する可能性があるか」「どのような場合に料金が変わるのか」などを詳しく質問しました。明確な回答が得られない業者や、曖昧な説明しかしない業者は、避けるべきだと感じました。 見積もりを取る際に注意したいのは、「一括見積もりサイト」の利用です。複数の業者から同時に見積もりを取れるため便利ですが、中には悪質な業者も紛れている可能性があります。サイトに掲載されている業者の情報をよく確認し、実績や口コミを参考にするようにしましょう。 私が最も重視したのは、業者の許可証の有無です。不用品回収業を行うには、市区町村からの一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。許可証を持たない業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があるので、必ず確認するようにしましょう。 また、見積もり金額だけでなく、作業内容についても確認が必要です。例えば、不用品の分別や梱包、搬出作業をどこまで業者が行うのか、事前に明確にしておくことが重要です。業者によっては、自分で事前に分別や梱包を済ませておく必要がある場合もあります。 不用品回収後、実際に請求された金額が、見積もり金額よりも高くなるケースも少なくありません。これは、見積もり時には想定していなかった追加作業が発生した場合によく起こります。そのため、見積もり時に「追加料金が発生する可能性」についてしっかりと確認しておきましょう。