私は20代の会社員です。かつて私の部屋は、いわゆる「汚部屋」、つまり「ゴミ屋敷」でした。仕事の忙しさとストレスから、家に帰ると何もやる気が起きず、コンビニ弁当の空き容器やペットボトル、脱ぎ散らかした服が床を埋め尽くし、足の踏み場もない状態が何年も続いていました。これは、私がどのようにしてその汚部屋から脱出し、普通の生活を取り戻したかの体験談です。脱出のきっかけは、ある日突然訪れた「絶望感」でした。体調を崩して会社を休んだ時、ゴミに囲まれた部屋で寝込んでいる自分を見て、ふと「このままではいけない」「私の人生、これでいいのか」と強い危機感を覚えたのです。しかし、どこから手をつけていいか分からず、途方に暮れました。そこで私が最初にしたことは、「小さな目標設定」でした。「今日は玄関の靴を一足揃える」「明日はテーブルの上にあるペットボトルを一本捨てる」といった、本当に些細なことから始めました。いきなり完璧を目指さず、毎日少しずつでも前進しているという実感を得ることを重視しました。次に、「プロの力を借りる決断」をしました。自力での片付けには限界を感じ、勇気を出してゴミ屋敷清掃の専門業者に相談しました。最初は恥ずかしさでいっぱいでしたが、業者のスタッフはとても親切で、私の状況を否定せずに受け入れてくれました。彼らの手際の良さとプロの技術のおかげで、数日で部屋は見違えるように綺麗になりました。費用はかかりましたが、精神的な負担から解放されたことを考えれば、安い投資だったと思います。部屋が綺麗になった後、私は「リバウンド防止のための習慣作り」に取り組みました。「物の定位置を決める」「使ったらすぐ戻す」「1つ買ったら1つ捨てる」といった基本的なルールを自分に課し、それを守るよう努力しました。また、ストレスを溜め込まないよう、趣味の時間を持ったり、友人と会う時間を増やしたりして、心のケアにも努めました。汚部屋からの脱出は、単なる部屋の片付けではなく、自分自身の人生と向き合い、生き方を変えるための大きな挑戦でした。もし今、同じように悩んでいる若者がいるなら、一人で抱え込まず、小さな一歩から始めてほしい、そして必要ならプロの力を頼ってほしいと心から思います。
若者のゴミ屋敷片付け体験談「汚部屋」からの脱出